8.03.2006

ディズニーの裏話 Part I



先週、前にバイトしていたディズニーのボスが日本に来ていたので、会いに行きました。
勿論、タダでディズニー。
ひひ。

パイレーツ・オブ・カリビアンがディズニーに入ってきた時のガーデナークルーとして3ヶ月働きました。私のお仕事はそこの鉢植えのデザインや管理です。基本的にディズニーはマジックワールドなので働いている人の姿は見せちゃいけないんです。だから週に2,3回だけだけど、週に一回は朝の3時に集合で・・・。最初は二日酔い同然の状態で働いていたっけ。本当に、パーティーの後直行して来たっていうタフな若い同僚もいました。

私の所属するHorticulture Deptには約100人もの人が働いています。剪定のみする専門家や(ミッキーを形どった木をチョキチョキ切る人ね)、病気・スプレーする人、私のようにデザインする人など様様です。若い人たちはArboristという木専門の仕事をしていて、夜中くらい所、サルみたいにどんどん木に登っていって剪定などをします。で、スタミナがなくなった人達はガーデナーです(私も?)。ずっと前に書いたように、お花を2週間くらいのパターンで変えていったり、プランツラバーとしては心痛い所もありました。だけどある程度一緒に働いていると尊敬する部分もあったりして。Story Bookにはミニチュアプランツがたーくさん植えてあります。あれって全部本物なのよ。ガーデナーさん達が暗い中あの手のひらサイズの木を上手に剪定していきます。斜面にある木もなんなく上まで登っていってお水をあげます。やっぱり何度かは下の池に落ちていった人もいるらしいけど、皆さん熟練した人達でno problemoです。因みにこの人達には保険がかかりません。ガーデナーの半数以上はヒスパニック系の真夜中でも陽気な人達です(夜中に働くのって結構つらいのです)。暑くても、つらくても、絶対に愚痴らないで働いています。

ところであの広い敷地、働いている人の移動はどんなもんでしょうか。因みにアメリカのガーデンはゴルフカートを使っていました。ディズニーも道具を持って行く時はやはり同じくカート又はトラックです。ディズニーにどの位の人が働いているかはわからないけど、その数は相当なもので、皆でトラック乗っていたら交通渋滞のもと。荷物の少ない人達の移動は・・・自転車です。で、管理職の人はSegwayです。あれって乗るのに結構な練習が必要で、私のボスも一度頭に傷を作ったそうです。

一年経って忘れちゃった事もありそうだけど、たった3ヶ月だけど、色々経験できました

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