バリを歩いているといつでも路上にあるお花に目をとらわれます。
「チャナン」
バリのお家やお店の前に必ずあるお供え物で、
女の人がいつでも綺麗な物に取り替えています。
このチャナンに入っているお供え物には一つ一つ理由があります。
花は風の神・ヴィシュヌ(風は見えないので、お花にしてる)
お香は火の神・ブラフマ
聖水は水の神・シヴァ
に捧げるものです。
昔むかし、バリの人たちは瞑想を大切にしていて、
ある程度年を取ると山にこもって瞑想したし、生活の中にも瞑想があったそうです。
その延長にお供えの習慣も。
でも、グローバル化で人々の生活は忙しすぎてお供えや瞑想の精神を忘れたそう。
そしたら、酷い天災(忘れてしまった)が起きてしまい、
現地の生活は愚か、バリ経済を支える観光者の数まで減ってしまったそうです。
それからまた、お供えをしっかりしようと思ったそう。
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