5.14.2011

311@Disney




大地震は夢の国ディズニーでも起りました。

今日、ニュースでディズニーのマニュアルになかった従業員の行動がありました。

前ディズニーで働いていた者として(日本じゃないけどね)誇らしい事です。


日本のディズニーでは年に180回避難訓練が行われているそうです。

(いろんなセクションがあるので)

それで、地震があっても想定内の行動がとれたとのことです。ここでびっくりしたのは、従業員の九割がアルバイトという事。ディズニーなので、アルバイトですらある意味ハイクラスではありますが、それでも責任がないような役割の人たちが独自の行動をとれるゲストへのホスピタリティーが素晴らしいと思います。


地震直後、販売されるぬいぐるみで頭を保護するよう指示。


地震後、その日はとても寒く雨が降ってきました。

スタッフは、お買い物袋や販売されているお菓子を配ったそうです。配るのも、人が殺到しないように、「皆様にちゃんと配るので座って待ってください。」と言ったそうです。


5万人が三日困らないような非常食が備蓄


こんなに大きな組織で、マニュアルが重視されそうな所、マニュアルにないアイディアをだすスタッフの人。すごい。そしてそういうスタッフを作り上げる組織の環境も凄いなって思います。


地震直後、仙台、The Mallでは1000円袋で果物、パン、飲み物、キッズの4種類のものだけ売り出しました。これによって、買う人はおつりのないよう1000円準備し、商品をもらうだけ。売る方も、袋を渡しておつりを揚げる時間もいらない。こんな大変な時、実はコロッケパンだろうが、焼きそばパンだろうか迷っている時間はありません。そもそも食べれれば上等な時です。また、電気のないところキャッシャーだってありません、値段を一定にすることで効率的にお買い物が出来ます。こういう企業の配慮によって買う方も待たずにすみおお助かりでした。逆に小さなお店は何をどう売るか開くまでわからない、おばさんは時間かけて選ぶんから並ぶ時間が長くなる、キャッシャーは手打ちでおつりもいるーなんてやってたら、ほんと、一つのお店に並ぶだけで半日経ってしまうんです。マニュアルにない行動って大事だと思います。

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